【カンタベリー城】廃墟に残る中世の防衛拠点🏰無料で楽しむ英国ノルマン建築の歴史旅

イングランド・カンタベリーの中心部に位置する「カンタベリー城」は、かつて軍事拠点として築かれたノルマン様式の石造りの城跡です。
現在は廃墟となりながらも、その巨大な壁面や塔の名残から、かつての中世都市の防衛の姿を垣間見ることができます。
無料で自由に見学できる貴重な歴史スポットとして、歴史ファンはもちろん、街歩きの合間に訪れる観光客にも人気です。




📑 目次(クリックで開閉)

📌 概要・基本情報

  • 所在地:イングランド・ケント州カンタベリー(カンタベリー駅から徒歩約10分)
  • 建設時期:11世紀後半(1070年頃)
  • 建設様式:ノルマン様式の石造り城塞
  • 現在の状態:城跡(大部分が廃墟)として無料で見学可能
  • 入場料金:無料(外観見学)

📜 歴史的背景

1066年の「ノルマン・コンクエスト」後、征服王ウィリアムにより築かれた木造の要塞が起源。
後に石造りへと改築され、12世紀初頭には現在見られる構造の大部分が整えられました。
中世には軍事施設として、さらには監獄や倉庫としての利用もあり、カンタベリーの都市防衛における重要拠点でした。
現在は遺跡として市民に開放され、歴史を感じながらのんびりと散策が楽しめます。


🗺️ 観光ポイント・見どころ

見どころ内容
巨大な石造の塔壁の厚みが数メートルにも及び、堅牢な作りからノルマン時代の技術力を体感できる
城壁の断片一部に残る外壁や塔跡から、当時の防衛構造を想像できる
写真スポット城跡越しにカンタベリーの街並みが見え、フォトジェニックな風景を楽しめる
情報板(英語)敷地内に設置されており、簡単な歴史解説や案内図を英語で確認できる

🧭 周辺観光との組み合わせ

カンタベリー城は他の人気観光地からも近く、以下のようなルートでの散策が人気です。

  • カンタベリー大聖堂(徒歩15分)
    イギリス国教会の総本山。壮麗なゴシック建築とステンドグラスが必見
  • 聖オーガスティン修道院(徒歩5分)
    世界遺産に登録された、イングランド最古級のキリスト教施設
  • カンタベリー市壁跡・ウエストゲートタワー(徒歩10分)
    中世の防衛設備や城門の遺構が今も残る歴史散策ルート
  • カンタベリー・ローマン・ミュージアム(徒歩圏)
    ローマ時代の遺跡や町の歴史を展示。考古好きにおすすめ

🕰️ 観光豆知識・Tips

  • 入場無料・予約不要。外からの見学がメインなので気軽に立ち寄れる
  • 夜間はライトアップなし。明るい時間帯の訪問がベスト
  • 案内板が少ないため、事前に軽く歴史を調べておくとより楽しめる
  • 周囲には芝生も多く、地元民のピクニックスポットとしても人気

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