セント・ポール大聖堂|ロンドンの象徴!歴史と芸術が融合するバロック建築の傑作

ロンドンの中心部にそびえる「セント・ポール大聖堂(St Paul's Cathedral)」は、イギリスを代表する歴史的建造物のひとつです。巨大な白いドームを持つこの大聖堂は、バロック様式建築の最高傑作として知られ、ロンドンの街並みに荘厳な美しさを添えています。

この大聖堂は、1666年のロンドン大火で旧聖堂が焼失した後、クリストファー・レンによって再設計され、1710年に完成しました。その後も、第二次世界大戦の爆撃下において奇跡的に倒壊を免れたことで「不屈のロンドン」の象徴となり、今なお多くの人々に親しまれています。

観光スポットとしても非常に人気が高く、ドーム内部の精緻なモザイク画、ささやき声が反響する「囁きの回廊」、英雄たちが眠る地下のクリプトなど、見どころが盛りだくさん。内部見学にはチケットが必要ですが、その価値は十分にあります。

今回は、そんなセント・ポール大聖堂の魅力を「歴史」「見どころ」「建築美」「観光のコツ」など多方面からご紹介します。ロンドン観光を計画中の方や、建築や歴史に興味のある方にとって、必見の内容です✨ぜひ最後までご覧ください。


🔍 目次

▶︎ クリックして目次を表示

⛪ セント・ポール大聖堂とは?

セント・ポール大聖堂(St Paul's Cathedral)は、ロンドンの中心部、金融街シティ・オブ・ロンドンに位置するイングランド国教会の主教座聖堂です。荘厳なバロック建築と巨大なドームが特徴で、ロンドンを象徴する建物のひとつとして知られています。聖パウロを記念して建てられ、現存する建物は17世紀に建設されたものです。


🏰 歴史と建築

現行の大聖堂は、1666年のロンドン大火で焼失した旧聖堂に代わって再建されました。再建はチャールズ2世の勅命によるもので、設計を担当したのは建築家クリストファー・レン。1675年に着工し、1710年に完成。35年の歳月をかけたバロック様式の傑作です。

全長157m・幅74m・高さ111mという堂々たる構造で、特に巨大なドームはロンドンの街並みにおけるアイコニックな存在です。第二次世界大戦中の爆撃にも奇跡的に耐えたことから「不屈の象徴」としても語り継がれています。


🎨 主な見どころ

  • ドーム内部のモザイク画:宗教的なテーマを描いた美しい装飾が天井を彩ります。
  • 囁きの回廊(Whispering Gallery):ドーム内側の回廊で、片側で囁いた声が反対側まで聞こえるという不思議な構造。
  • 地下クリプト:ネルソン提督やウェリントン公爵など、イギリス史を代表する人物たちの墓が安置されています。

💡 観光のポイント

  • 展望台まで登ると、ロンドン市街を一望できる大パノラマが広がります🌇
  • 聖堂内部は写真撮影禁止のエリアもあるため注意📵
  • 日曜日は礼拝日で観光客の入場制限があります。
  • 有名映画『メリー・ポピンズ』や『ハリー・ポッター』のロケ地にも使われたことがあります🎬

芸術、歴史、建築すべてが融合したセント・ポール大聖堂は、ロンドンを訪れるならぜひ立ち寄っておきたい名所のひとつです。壮大なドームを仰ぎ見ながら、その場に息づく何世紀もの物語に想いを馳せてみてください✨


🔗 関連記事

  • ロンドン塔 → こちらの記事
  • ウェストミンスター寺院 → こちらの記事

コメント