【Crooked House】歪んだ家?サー・ジョン・ボーイズ・ハウスの歴史と魅力|カンタベリーのユニーク建築🏠📚
カンタベリー中心部の石畳の路地を歩いていると、まるで童話の中から飛び出してきたかのような不思議な建物に出会います。それが「サー・ジョン・ボーイズ・ハウス(Sir John Boys House)」、別名「Crooked House(歪んだ家)」です。木造のファサードが大きく傾きながらも堂々と立つこの建物は、17世紀から続く長い歴史を持ち、今も訪れる観光客を驚かせています。

📑 目次(クリックで開閉)
🏠 基本情報と外観の特徴
- 所在地:カンタベリー中心部、ギルドホール・ストリート沿い
- 建築年代:17世紀(1600年代)
- 建材:木造のチューダー様式(ハーフティンバー)
- 別名:「Crooked House(歪んだ家)」
この建物の最大の特徴は、見た瞬間に「えっ!?」と驚くほど明らかに傾いたその外観です。上階が下階よりもせり出し、全体的にねじれているような独特のフォルムは、観光客の写真スポットとしても大人気。外から見るとまるで倒れそうに見えますが、現在は内部に鉄骨補強が施され、安全に保存されています。
📜 建築と歴史的背景
もともとは17世紀にサー・ジョン・ボーイズ卿の邸宅として建設されたこの建物。長い年月の中で何度も用途が変わってきましたが、とくに有名になったのは「暖炉の改装」がきっかけです。なんと、邸内の暖炉をいじった結果、建物全体が構造的にバランスを崩し、現在のような傾いた外観になってしまったのです。
さらに驚くべきことに、それを直そうとした修復工事が逆効果となり、傾きが一層進行。まるで人間の骨折を無理に直そうとして歪んでしまったような経緯があり、結果として「Crooked House」というユニークな愛称を得ることになりました。
📚 現在の用途と観光ポイント
現在では、書店として使われていた時期もあり、地元の文化や歴史に関心のある人々にとっては「読む場所」としても愛されています。最新の情報によると、現在も小規模なショップやギャラリーとして利用されていることが多く、自由に外観を観賞することはもちろん、内部に立ち寄ることもできます。
観光客にとっては、建物の真正面から撮る写真は必須!建物の「傾き具合」を強調できる角度から撮影すると、SNS映えも間違いなしです📷✨
💡 観光豆知識・訪問Tips
- 📍 大聖堂やローマン・ミュージアムからも徒歩圏内の好立地
- 📸 午前中〜昼過ぎが建物全体を明るく撮れる時間帯
- 🛍️ 店内に入れる場合は静かに見学を(営業中の場合は配慮を)
- 🧭 カンタベリー旧市街の探索ルートに組み込むのがおすすめ
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