【ロンドンの象徴】ウェストミンスター宮殿(Palace of Westminster)〜イギリス議会とビッグ・ベンの歴史〜
🇬🇧ロンドンを代表する荘厳な建物「ウェストミンスター宮殿」は、イギリス議会が議事を行う中枢であり、象徴的な時計塔「ビッグ・ベン(エリザベス・タワー)」を擁する歴史的なスポットです。本記事ではその歴史的背景、建築の見どころ、観光情報などをわかりやすく紹介します✨
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🏛️ ウェストミンスター宮殿の概要
ウェストミンスター宮殿(Palace of Westminster)は、イングランド・ロンドンのテムズ川沿いに位置する壮大な宮殿です。現在はイギリスの上院(貴族院)と下院(庶民院)が議事を行う議会の中枢施設として使用されています。
その位置はロンドン中心部のミルバンク地区にあり、対面にはウェストミンスター寺院も立地しており、周囲一帯が歴史的価値の高いエリアとなっています。

🏗️ 建築様式と歴史
もともとは中世時代の王宮として使用されていましたが、1834年の火災でほとんどが焼失。現在の建物は1840年代以降、建築家チャールズ・バリーと装飾家オーガスタス・ピュージンによってネオゴシック様式で再建されました。
建物のファサードや尖塔、アーチ型の窓など、随所にゴシック建築の特徴が見られ、内部には重厚な議会室や美しい壁画、彫刻などが施されています。
🎯 注目ポイント
- 🕰️ エリザベス・タワー(旧称ビッグ・ベン):ロンドンの象徴。毎時鳴る鐘の音「ウェストミンスターの鐘」は世界的にも有名。

- 🏛️ 議会の見学ツアー:夏の休会期間には内部を見学可能。荘厳な下院や上院の議場を間近で見ることができます。

- 🖼️ 装飾美術:王冠、国章、英国の歴史を描いた壁画など、芸術性にも優れた見どころが多数。

🌍 世界遺産としての価値
1987年には、ウェストミンスター寺院およびセント・マーガレット教会とともに、ユネスコの世界遺産に登録されました。これは政治・宗教・文化が交差するこの地域が、長い歴史の中で重要な役割を果たしてきたことを物語っています。
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